祝イモトアヤコ マナスル登頂おめでとう

2013.10.2　女芸人イモトアヤコが
NTVのテレビ番組企画で8000ｍのマナスルに登頂成功しました



一般人のコメントじゃ　普通に「おめでとう、イモトすげー、頑張ったね」
なんだろうけどさ
こちとら一応、山屋の成れの果てで　＜低山でも膝gakugakuくる状況だけどね＞
もう12月で、2ヶ月もたっちゃって書き漏らしたので新たにコメント

今年５月には三浦雄一郎さんのエベレスト登頂、山ガールとかのブームとか
あんまり話題に出なかった　なすびのエベレスト頂上100ｍ手前で断念とか
TV番組も山関係のオンエアが増えてきていますが
イモトのマナスルについて
これ３つの話題提起をしてきたと思われます

1.TVの視聴率目的で、山が好きでもない女芸人を8000ｍとかエベレストだとか
登らせてどーするのか

1988年にNTVが頂上よりの衛星中継を成功させて、エベレストとは縁が深いが
ひとつのバラエティ、芸人一人のため何千万円もの経費をかけている
サポートにシェルパ、ベテランのガイドそしてドクター付
バカなバラエティや、ヤラセの番組よりかは観ていて面白いが
視聴率取りスポンサのためって、位置づけが背後に見えるのは興冷めするんだよな

2.イモトアヤコでも8000ｍマナスルに登れたのに
本職っていうかホントの山屋はマナスルに登れないのか

今回は天候が味方した。去年2012年は大規模な雪崩が発生
何人ものシェルパ・パーティを飲み込んだ
一度天候が崩れると「死の山」へと変貌する。
的確なタクティクスが要求されたとしても、超人ウーリー・ステックをしても
天候不順や自然災害には逆らえない
現場に行ってみないとこれだけはなんともしがたい

3.11/10のオンエア前に、登頂成功がバカが一人いて漏洩してしまった

一応テレビマスコミの業界に居たもんで、
業界の機密事項順守は社会人としては当たり前のことだとおもうが
今回これが事前に漏れて、web上で拡散した
アコンカグアやマッターホルンの山行でも、登頂の可否の情報はオンエアまで
伏せられていて、「結果はオンエアで！」って
ワクワクさせたものだがね
あるインチキ下山家・遭難家が、
ツイッタで自慢気に登頂成功を書き込んでしまい大騒ぎ
無事登頂成功を周知させて、逆に安心してオンエアを見られましたわ


批判でなく、イモトアヤコのマナスル登頂おめでとうと言ってやりたい
山行くのには＜技術体力・資金・自然の天候＞のどれ一つ欠けても山は登れない

最近体力ないなと、思うこの頃
ヒルが居なくなって、どろんこ田んぼの丹沢でも行って見ようかな